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ニューヨークマラソンに出場を果たしたャレド・フォーグル氏

サブウェイの顔として活躍を続ける、ジャレド・フォーグル氏


記事:スティブン・ピアス 




現在、世界最多の店舗数を誇るファーストフードチェーンにまで成長を遂げた、サンドイッチ専門店のサブウェイ。同チェーンがほぼ一夜にして大ブレークするきっかけを作ったのが、ジャレド・フォーグル氏だ。

サブウェイの広報担当として、過去12年間に240回テレビ出演を果たすなど、今ではサブウェイの顔としておなじみになっている。どこに出かけようと「サブウェイのジャレド」というイメージがつきまとう、と話す。

フォーグル氏のサブウェイとの出会いは、1999年にさかのぼる。当時19歳の大学生だった同氏は、体重が425ポンド(193キロ)という過度の肥満に悩まされていた。常に疲労感がぬぐえず、授業に集中できず居眠りしてしまうこともあった。ついには浮腫を発症し、下半身にむくみの症状が現れるに至った。「体が機能不全を起こしつつありました。私は、もうこんな生活はたくさんだ、と思ったのです」と同氏は当時を振り返る。

当時、大学の近所に住んでいたが、徒歩で行ける距離にサブウェイの店舗があったことが、同氏の人生を変えることになった。不健康な食生活を改めるたのサブウェイ通いが始まったのだ。

後に語り草となる、毎日の食事内容は、朝食は抜きで、昼食に6インチのターキー・サンドイッチ、夕食にフットロングのベジタブル・サンドイッチというものだった。それまで毎日12缶飲んでいたマウンテン・デューをやめ、一日1缶のダイエットコークに切り替えた。食生活の改善ばかりでなく、ウォーキングなどの運動もするようになった。そしてわずか1年間で245ポンド(111キロ)もの減量に成功したのである。

サブウェイでダイエットに成功

この劇的な減量が話題を呼び、体験談を語るために人気トーク番組に出演していたフォーグル氏に、サブウェイの広告塔として白羽の矢が立った。番組を見ていたフランチャイジーがこの体験談に感動し、同氏を広報担当として起用するよう本部に持ちかけたのだ。フォーグル氏の実際の体験を前面に出したマーケティング戦略は大成功を収め、サブウェイの人気はうなぎ上りとなり、売り上げも瞬く間に伸びた。

サブウェイは現在では、ゴールドメダリストの水泳選手のマイケル・フェルプス氏をはじめとする、有名スポーツ選手をコマーシャルに多用するようになったものの、フォーグル氏は今でもサブウェイの顔として活躍中で、健康な食生活、運動、減量の大切さを訴え続けている。

2004年には、子どもの肥満問題に取り組むことを目的としたジャレド財団を設立し、この問題への認識を高めることにも一役買っている。

サブウェイの顔としてのキャリアを確立し、大成功を収めたフォーグル氏の個人資産は推定1500万ドルとされる。新しいことに挑戦し続ける同氏は、最近では、念願だったニューヨークマラソンに出場を果たし、5時間13分で見事完走した。

同氏のサブウェイのPR係としての役割はしばらく続く予定だが、将来的には、これまで培ってきた知識を生かして、サブウェイのフランチャイジーとなることも視野に入れているという。