• 3月開催の’IFEショーのご案内

ストロベリーコーンズ開店の1日を追う

 
アバディンセンター・ショッピングモール
ストロベリーコーンズの望遠ショット。ショッピングモール2階の人手の多いロケーションである。カナダ側パートナーの期待も大きい。
準備は全て終わった。後は開店を待つばかり。
開店直前のストロベリーコーンズのスタッフたち。かなり緊張している様子だ。準備は全て完了。

懸命に働くスタッフたち。
ついにストロベリーコーンズのカナダ1号店がオープンした。スタッフ全員が休む間もなく懸命に働く。

大雪にも関わらず店前は一杯の客で溢れた。
大勢の客で混み合うカウンター前のシーン。外は40センチの積雪となったにも関わらず、大勢の客がストロベリーコーンズ「もちもち」食感ピザに舌鼓を打った。
お隣にはビアード・パパの店が並ぶ
お隣は先輩テナントのビアードパパ。日本発の海外FCが隣同士になるのはここアバディーンセンターが世界で初めてかも?

カナダにピザ店舗を開いた宮下社長(いちごHD)に聞く

ヘンリー・マクガバン

テープカッティングのシーン。宮下社長は左から2番目。左端にいるのはトーマスファング氏、カナダ側パートナーであるフェアチャイルドグループのCEOである。右端に本事案の仲介を努めた藤田一郎(フランチャイズタイムズジャパン会長)の姿もある。


フランチャイズタイムズ:今回はカナダへの出店おめでとうございます。この不況時に海外出店という動きについて日本の関係者も驚いていると聞いています。今回の積極策に関して、宮下社長の狙いはどこにあるのでしょうか?
宮下雅光社長:アメリカのピザ市場が大きいことが第一の理由です。カナダ出店はアメリカ本土に進出するための布石に過ぎません。現在、日本のストロベリーコーンズは約200店舗に達していますが、さらに大きく飛躍するには海外戦略以外にないと判断したからです。日本では少子化が進む中、ピザ市場が一気に増えることは難しいと言う状況もあります。

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12月20日のグランドープンを含め1週間の長期に渡るカナダ出張であった。その疲れも見せず、アメリカに賭ける夢と戦略について宮下氏に熱く語って頂いた。

(左の写真は本誌ロスアンゼルス事務所でインタビューした時の宮下雅光社長)

 

FTJ:ピザの本場アメリカでストロベリーコーンズの日本発ピザが成功したら、大変な快挙といえます。アメリカの激しい競争に打ち勝っていくための要素は何だと思いますか?
宮下氏:ストロベリーコーンズのピザは大変ユニークで、アメリカにもカナダにも全く存在しません。味覚、食感いずれをとってもアメリカ人には初体験となるでしょう。問題は我々のピザがアメリカ人や他の外国人に広く受け入れられるだろうか、という点にあります。今回のカナダ出店、さらには、うちのピザを食べていただいたアメリカ人たちの感想を聞いて、ストロベリーコーンズのピザはいける、と判断しています。

FTJ:ずばり店舗数はどこまで伸ばされる目標ですか?今後の成長プランについてタイミングも含めてお聞かせください。
宮下氏:来年早々にはアメリカ1号店をオープンしたいですね。その次の目標は100店舗の達成です。ただし、どこにでもあるような店舗数で勝負するショップとしてではなく、いわばピザ専門店として、1都市に1店舗か数店舗という展開を考えています。 そのようにして各店舗の収益を高く維持し、サステイナビリティ、つまり持続力のあるお店、失敗しない店づくりを着実に進めていきたいと考えています。21年間この業界でやってきましたが、この持続性こそが本当の力であり、私が一番重要視している点です。

FTJ:アメリカ市場をどのように攻略するのか。もう少し具体的に宮下社長の構想を伺ってもよろしいですか?
宮下氏:私は日本でも地域に根ざす経営方針を実行してきました。つまり、地域の特色を活かすこと。ヘルシー志向であること。そして、数ではなく、店舗毎にきめ細かいサービスと気配りをしていくやり方です。この基本方針をアメリカでも最大限に生かしていけると思います。それに、うちのロゴデザインは日本よりもアメリカ人に受けるデザインだと思いませんか(笑)。

FTJ:社長のお話を伺っておりますと、カナダ出店、アメリカ市場への進出、100店舗達成は終着点ではなく、通過点に過ぎないようですね?
宮下氏:最終的には300店舗から400店舗を目指します。アメリカ市場に関する参考データは、ストロベリーコーンズの沖縄店からも得ることができました。アメリカ人の顧客が多いのですが、売上の内訳を詳細に見ると脂肪分の少ないピザの割合が増えているのことが分かります。

米国のファーストフード業界はヘルシー志向に進む一方であり、その意味でもストロベリーコーンズのピザはアメリカのトレンドに合致するだけでなく、更に一歩進んでいます。また、自己主張型がアメリカンピザの特徴の1つであるとすれば、その点においてもSCのピザは勝算ありです。トッピングを様々に変えて思い思いの味を楽しんでいただくのがストロベリーコーンズの流儀ですから、アメリカ人の好みを満たすことができると確信しています。

FTJ:
今日はお時間をいただきありがとうございました。