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フィリップ・F・ジードマン Philip F. Zeidman ジードマン氏は、ワシントンDCに所在する法律事務所 DLA Piper Rudnick Gray Cary US LLP」の上級弁護士。国内フランチャイズ、国際ライセンシングを専門とする。イェール大学で学士号を受け、ハーバード大学法学部の法学位を取得している。 著作も多い。 (2012年4月23日) |
「国際化」に焦点を当てる、国際フランチャイズ協会 国際フランチャイズ協会(IFA)の第52回年次コンベンションが、このほどフロリダ州オーランドで開催された。今回の参加者数は、過去最大規模の2837名で、米国の景気回復が足踏み状態にある中では、上出来だったといえるだろう。このうち200名近くは、23カ国を代表して訪米した海外からの参加者であった。 今回の海外参加者の大半は、フランチャイザーで占められていた。海外フランチャイザーのIFAコンベンション参加の目的は、大きく次の二つのケースに分けられるようだ。まず、米国の市場そのものに引きつけられ、進出を視野に入れている場合。自国ブランドの米国でのフランチャイズ展開を狙う、野心的なフランチャイザーである。そしてもう一つが、米国進出の予定はないものの、現在のトレンドや市場の動向など、フランチャイズ業界の情報収集に意欲的な場合だ。IFAのコンベンションは、海外のフランチャイザーにとって、最新の情報を得られる、絶好の機会と捉えられているようだ。 米国市場への参入は、海外フランチャイザーにとってハードルが高く、懸念材料に事欠かない。米国市場は巨大で競争が激しく、海外企業が進出する際には、宣伝広告費をはじめとする、莫大な費用がかかる。加えて、米国ではフランチャイズ業界の規制が進んでおり、弁護士の活躍する、訴訟社会でもある。米国経済の回復が遅々として進まず、停滞状態にあることも不安要素だ。しかしそれでもなお、世界最大の市場である米国は、海外フランチャイザーにとって魅力的に映るようだ。 IFAでも、国際的なフランチャイズ展開は、今後フランチャイズ業界に劇的な変化をもたらす要因の一つとして、重要視されている。当然ながら、今回のコンベンションでも、「国際化」に焦点を当てたディスカッションが多数開催された。このように、国際化はIFAにとって重要なテーマになっている。 IFAは52年の歴史の中で、フランチャイズ業界における国際化に尽力してきた。その主な役割の一つは、米国のフランチャイズ企業の海外進出を支援すると同時に、責任あるフランチャイズ事業を海外に広めることにあった。今回のコンベンションで、海外からのフランチャイザーが多数、情報収集や意見交換のために集まったことは、IFAのこれまでの努力の成果であるといっていいだろう。 |


























