FC店舗数、統計開始以来初の減少

(引用:2009/10/30 日本経済新聞 15ページ)

日本のフランチャイズチェーン(FC)産業の店舗数が2008年度に初めて減少に転じた。
FCを手がける企業でつくる日本フランチャイズチェーン協会(JFA、東京・港)が29日まとめた総店舗数は
外食・サービス業の縮小で前年度比2.1%減った。足元で消費不振と店舗飽和が進んでおり09年度は更に落ち込む可能性がある。
小売や外食の成長モデルとして機動的な店舗網拡大をけん引してきたFCが曲がり角を迎えた。

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▼▼▼フランチャイズタイムズの視点▼▼▼

日本フランチャイズチェーン協会の統計が始まったのが1974年。以来35年間増え続けてきた店舗数が初めて減少に転じた。
歴史を振り返ると、フランチャイズの店舗数は、これまではむしろ不況下で店舗数を増やしてきた。
しかし、今回の不況によって店舗数はさらに減少を加速させる様相を呈している。
業種別では、小売業の店舗数は3.6%の増加を維持したが、中身は大手家電販売店が系列化にFC方式を採用したことが大きい。
外食は内食回帰や社会の高齢化の影響からか2年連続で減少となった。
伸び率は減少していたものの、学習塾等や介護関連がけん引してきたサービス業も7年ぶりの減少となった。

このようにデータから見るとFC業界は苦境に立たされているといえる。
しかし、一方でこうした状況だからこそのチャンスもある。
それは、いままで業界内で闊歩していた、いいかげんなFC本部が淘汰されていくであろうということである。
消費者の目が一段と厳しくなっている現在のマーケットで着実な成長を遂げているFCは、本物である可能性が高い。
そうした意味で、加盟希望者から見た現在のFCマーケットは参入のチャンスともいえる。
よく言われるように物事は表裏一体である。現在の状況をチャンスと捉え、しっかりとFCを見極める「目」を養いたいものである。

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