五苑マルシン、首都圏・福岡など、2年で250店出店。

(引用:2009/08/14 日経MJ(流通新聞) 15ページ 433文字)

ホルモン料理店「情熱ホルモン」を運営する五苑マルシン(大阪市、川辺清社長)は、2年間で直営とフランチャイズチェーン(FC)を合わせて250店出店する。情熱ホルモンは低価格戦略が受け、関西中心に約180店まで店舗網を拡大している。
今後は首都圏や福岡など、関西圏外の大都市で出店攻勢を強める。

情熱ホルモンは一皿300円~500円で約30種類のホルモンを提供する低価格のホルモン焼きチェーン。
コラーゲンやビタミンを多く含むホルモンへの注目度の高まりもあって女性客を取り込み、2005年の初出店から店舗網を急拡大している。同社は関西地域の出店を一通り終えたと判断し、手薄だった地域への出店に力点を移す。
今後2年間で100店を首都圏、150店を福岡、名古屋、広島などの地方有力都市に出店する。
出店計画全体のうち、100店を直営店とする。
ホルモン料理ではモンテローザが昨年末に初出店した「ホルモンおいで屋」を90店超まで増やすなど、競合が激しくなりつつある。

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▼▼▼ フランチャイズタイムズの視点(記事コメント)

五苑マルシンの「情熱ホルモン」が元気である。
個性的な外観が特徴的な同チェーンは、現在関西中心に約180店舗出店しており内FCは96店舗。
首都圏は12店舗を出店している。今期中に更に30店舗を出店する計画だ。

駅前繁華街立地中心で、客単価は約3000円というこの業態の強みは、長年の焼肉業態で培った運営ノウハウと独自の仕入れルートにある。FLコスト(食材原価・人件費)は、人件費が首都圏ほど高くない関西中心だが約50%と低コスト運営が確立されている。
初期投資は3000~4000万円だが、償却前営業利益は30%を超えて投資回収も2年以内を実現している店舗がほとんどとのこと。
女性客の比率が4割を超えており、今後は首都圏への出店を加速するという。

この業態、流行の「ホルモン焼き」の業態であるが、流行といえば数年前のジンギスカンが思い出される。
ジンギスカンブームは、リピーターが定着せずに一過性であったが、今回のホルモンはしっかりとリピーターがついているため、業態として定着しそうな予感である。口コミ評判もなかなかのモノであり、ホルモンチェーンでは名実ともにナンバー1といえるだろう。
流動客が多い繁華街であれば、ある程度の売上は確保できるし、首都圏には不振の焼肉業態店は数多く存在するから居抜き物件を活用できる。首都圏においてはまだ出店余地が残されているため、いま加盟検討するのは面白い業態だ。

業態は完成されているため、成功のポイントは「立地」がほぼ全てといってもよいだろう。
いかに優良な物件をスピーディーに発掘できるかどうかが勝負を分ける。
今後の首都圏での展開を見守りたい。

それにしてもモンテローザの類似業態をつくる素早さは相変わらず圧倒的である。。

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