シーズン 洗って履き続ける靴

(引用:2009/04/04  西部読売新聞 朝刊  8ページ)

 

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靴のクリーニング業を手がけている。独自に開発した洗剤を使い、革や布に染みこんだ汗、脂分などの汚れを洗い流す。「靴下を洗うように靴もきれいに使いたいというニーズがある」と中村克己社長(41)は話す。

 

 事業を始めたきっかけは1995年、焼き肉店で自分の革靴に付いたたれの染みだった。製造元に問い合わせたり、さまざまな洗剤を試したりしたが、解決策は見つからなかった。防犯機器販売会社を経営するかたわら、革を傷めず、色落ちしない洗浄液の調合にのめり込んだ。革や化学など多くの専門家に意見を聞き、約5年かけて完成。2年後には専用の乾燥機もできた。

 

2003年、会社の業態を靴のクリーニングに転換。季節ごとに衣替えするように、靴も洗って履き続けてほしいとの思いを込め、社名を「シーズン」に変えた。JR博多駅などで大きな被害が出た同年7月の大水害時に靴の洗浄を無料で引き受け、次第に知られるようになった。

 

水でうすめた洗剤で3分間手洗いし、5分すすぐ。乾燥の際に縮んだり、型くずれしたりしないのが特徴だ。料金は1足2800円から。修理もしており、景気悪化にもかかわらず、利用者は前年より2割増えた。

 

九州を中心に関東、関西などに28の直営・フランチャイズ(FC)店を展開。昨年6月には、ダスキンなどが出資する会社とFC展開の契約を結び、店舗網強化にも取り組んでいる。

 

中村社長は「清潔さにはみんな敏感。洗って履き続ける文化を根付かせたい」と語った。

 

 

▼▼▼ フランチャイズタイムズの視点(記事コメント)

 

「シーズン」は、清掃系の巨大FCチェーンを展開するダスキンと、様々な新規事業を立ち上げる総合商社三井物産の合弁会社、㈱フランチャイズ・パートナーズがFC本部となってチェーン展開をしているが、弊社でも、「シーズンFC説明会」のご紹介をはじめ、FC希望者へのご紹介をしている。

 

「革靴洗浄サービス」のフランチャイズは、新しい業態であり、チェーン数も店舗数もまだまだ少ない新規分野である。一般にサービス業FCは人材のスキルに売上を依存するものであるが、独自の洗浄液をつかった洗浄方法、専用乾燥機をつかった乾燥でスキルに依存しないサービス提供を可能にした「シーズン」は"職人型"フランチャイズのようで、全くそうではない。スキルに依存しないということは人材採用・管理のハードルを下げ、高い顧客満足度を維持することができる。

 

一般に"教育ありき"で成り立っているサービス業FCにおいて、高い技術力をハードに置き換えたことで"教育を最小限にし、人材リスクを下げた"ことに、この業態の魅力を感じる。例えば、清掃サービスFCでは、清掃の仕方やマナーなどをある程度の時間をかけ、徹底的に仕込まれるが、「シーズン」の場合、職人技を不要にしたサービス業なので、その負荷は少ない。また、このようなサービスは不況下に強い。

 

詳しい業態説明やFCの内容について、ここでは割愛するが、ご関心のある方は「シーズンFC説明会」や資料を請求で把握してほしい。

 


 

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